「フェアトレード」の役割。フェアトレードってなに?

資金援助、国際協力などボーダーを超えて助け合うという行為はとても素晴らしいと思います。
しかし協力をしている側の都合がどうしても直接出てしまうことで、継続性にかけるという弊害があったといいます。
そこで生まれた組織が、フェアトレードインターナショナル。
今までの国際協力での限界を、なんとか改善しなければという理念のもと生まれた組織なのではと思います。
店頭でお客さんにフェアトレードのイメージを尋ねてみたのですが、一番多かったのが、「おいしそう・こだわって作られてそう」というものでした。
誰も教えてくれないフェアトレードについて触れられている記事がありました。
一緒に理解を深めていきましょう。
以下、DAILY COFFEE NEWSからの引用です。

The Fairtrade International system has been working with companies and coffee farmers to improve livelihoods for more than 25 years.
The Fairtrade Minimum Price, which is one of the tools Fairtrade uses to balance the terms of trade, has been an important tool lending stability to coffee farmers when market prices dip below it.
Fairtrade Internationalのシステムは、25年以上にわたり暮らしを改善するために企業やコーヒー農家と協力してきました。
Fairtradeが取引条件のバランスを取るために使用するツールの1つであるフェアトレードの最低価格は、市場価格がそれを下回ったときにコーヒー農家にとって重要なツール融資の安定性をもたらしました。

The most recent outbreak of coffee rust (a.k.a la roya) highlighted the effects of inadequate income and the need to address sustainable pricing.
Helping farmers break out of the poverty trap requires an understanding of the role coffee plays in people’s livelihoods and empowering supply chains to move toward a living income that supports families and ensure investment in coffee’s future.
ここ数年のコーヒーのさび病(コーヒーの葉にオレンジ色のサビのような菌が大量発生し、木が枯れてしまう病気)の発生していることで、不十分な収入とコーヒーを持続的に生産するためことができる価格設定に対処する必要性が浮き彫りになっている。
コーヒー農家が貧困から抜け出すサポートをするため、コーヒーが人々の生活の中で果たす役割を理解し、コーヒーに関わる業者、消費者がコーヒー農家を支え、コーヒーの未来への投資を確実にする生計収入に動くようにサポートする必要があります。
Over 82 percent of the world’s coffee is produced by 17.7 million small-scale coffee farmers, according to the ICO.
Consistently low income from coffee leaves little for investment in the farm, which results in decreasing yields, meaning lower income and less for the family, and the cycle continues.
When adjusted for inflation, commodity futures for coffee have remained mostly static for 40 years even though costs of production have increased dramatically.
ICO(世界コーヒー機構)によると、コーヒーの82%以上が、小規模コーヒー生産者1770万人によって生産されています。
変わらないコーヒーの低収入は、農場への投資のためにほとんど残らず、結果として収穫量が減少し、所得の低下と家族の減少を意味し、この悪循環は継続している。
意図的に物価が上昇するよう調整がされているのに、コーヒーの商品先物価格は、生産コストが劇的に増加したにもかかわらず、40年間ほとんど変化がありません。
Later this year, Fairtrade International will publish a Living Income Strategy that aims to create an enabling environment and tools to support farmers in achieving a living income.
The strategy will include areas such as sustainable pricing, market development, improving yields, and farm efficiency.
Research will be extended to coffee producers in Latin America, and cocoa and banana farmers as well.
今年後半、フェアトレード・インターナショナルは、生計収入を達成するために農家を支援するための環境とツールを生み出すことを目指す生活収入戦略を発表する予定です。
この戦略には、持続可能な価格設定、市場開発、利回りの改善、農場効率などの分野が含まれます。
ラテンアメリカのコーヒー生産者、ココアとバナナの農家にも研究が広がります。
まとめ

一方的で、独善的な“助け”にならないよう、継続的なサポートができるよう、農家として暮らしが成り立つようなサポート、そしてそれがお互いが継続していける形になっている。
これがフェアトレードなのかなと思います。
なんとなく良さそうだからという理由で購入を決めるより、仕組みの中身を少しでも理解すると(同じ金額のものを購入しているという事実は変わらないかもしれませんが)フェアトレードの商品を購入する意図が自分の中でしっかりする。
こういった「理解ある行動」に価値を見出す人が増えているのではないでしょうか。
今回の記事では、市場価格がフェアトレードの最低価格を下回った時のサポートの役割にはとても価値があると思いました。
中身を正しく理解しておかないと、フェアトレード自体をブランド品のように扱ってしまいそうですよね。
今回の参考記事は、「コーヒー農家の収入の内訳」がどうなっているのか?という現状にプラスして、国別のデータも比較されているものだったので、記事を書いていて伝えたい事が多くなりすぎたため、フェアトレードについての記載を抜粋して記事にしてみました。
いかがでしたか?
今後もみなさんにいろんな情報をシェアできるよう、アンテナを張っていこうと思います。